お社巡り・彫刻

令和2年夏☆はてなブログへ引越しました

瀧泉寺⑩ 大日如来等

大本堂の裏手に回ると

 

 

この御方は…膝前で印を結ぶ

 

 

胎蔵界大日如来様”キラキラ

 

天和3年(1683年)銅造

(目黒区指定有形文化財

 

 

台座部分に刻銘が

 天和3年(1683年)

鋳物師横山半右衛門尉正重により造られ

 開眼に関係した僧侶、寄進者と思われる人々の名前が書いてあります

 

 

高さ385cm・坐高281.5cm・頭の長さ121cm

 

 

宝髪・頭部・体躯・両腕、膝など、十数の部分に分け~鋳造、組み合わせた

”吹き寄せ” という技法で制作されています

 

 体躯に比べ頭部を大きく造るのは、大仏像に共通し

 この像も、それにならっているそう

 

 

 

その後ろには地主神と

 

大日如来様を囲むように、四天王が護っています

 

東方を護る持国天

 

 

西方、広目天

 

 

南方、増長天

 

 

北方、多聞天毘沙門天

  四天王とは、仏国土の四方を守護する鎮護国家の武将

 

 

 四天王はすべて甲冑姿、邪鬼を踏んでます

 

 

 

続く